イクシーズのミニ・バインダーですが、布表紙のグレーのものは、買った当時のビニール・カバーをつけたままで使用していました。
すっかりボロボロのこのビニールを取ったら、さぞ新品同様の装丁がと思いきや、
どこの昭和の経理部ですか?と言う感じの、くたびれた背広のオジサンが出てきました(涙)。
(確か紺もあったと思うのに、なぜ紺にしなかったんでしょう? 緋色に続く布表紙の2冊目にグレーを選んだ理由が思い出せませんが、恐らく、当時の時代の空気で、紺=トラッドというイメージが強く、それについ反発してしまったのかもしれません。あるいはあまりにマニッシュだったのか。
どのみち、紺でも、昭和の総務部になっていたかもしれませんが……)
布表紙は、ポリ表紙のものより小さくて、本当にほぼジャストA6サイズです。
リーフを掴んで右にぐいっと引っ張ることで、金具が開くようになっています。
布表紙のものは、上下の金具を強く押してパチンと派手な音を周囲に響かせて開けるポリ表紙の4穴(ツメ4つ)に比べて、開閉のための音が全くせず、動作がソフトで控えめなところも気に入っていました。
年月を経て多少動きは硬いですが、金具の動作そのものに問題はなく、さびなどもなく、まだ十分に使用が可能です。
時代遅れのオジサン、オバサン・バインダーではありますが、まだまだ使える能力を活かして、再び現役に復帰してもらおうと企んでいます。
特にオジサンのほうが、へたりが少ないので、頑張ってもらうつもりです。
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