昨日は、気温6℃と言う寒さの中、天皇杯・準々決勝、対横浜Fマリノス戦へ行ってきました。
天気もよく、時間も1時からと、暖かい時間帯。風もなく、体感温度は、もっと暖かく感じました。
流石、天皇杯を見るようなお客さんは”通”(コア?)なので、冬は日の当たるほうが暖かいと、屋根つきで日陰のメインよりも、日の当たるバックスタンドのほうが、お客さんが多かったです。(安いのもあるけど)。
234さんから、「サッカー観戦って、そんなに大荷物になるんですか?」とご質問いただいたのですが、冬は、基本、スキー場へ行くような重装備で観戦します。
なんせ、試合開始前から、2時間以上、吹きさらしに座りっぱなしなので、
ダウンコートに、耳当て、帽子、手袋、座布団、ひざ掛け(数枚)、カイロ(数個)、持参の熱い飲み物に、おやつ。
寒がりの私は、スカート下にジャージのパンツ、家で履くようなもこもこの膝下まであるスリッパ(?)に、現地で履き替え、さらにレッグウォーマーです。そのうえで、応援マフラーをあご下まできっちり巻きます。キャンプ用の断熱シートも、大活躍です。
(夏は、うちわに、日焼け止め、冷凍ジェルなど、また別の荷物になります)。
とにかく、暑さ・寒さを克服しないと、試合に集中できない年頃です。
中村俊輔のCK。
マリノスは中1週間、グランパスは中二日の日程で、主力4人を欠いていたし、お互いに決定力がなく、スコアレスのまま延長PKで負けました。
試合後、「こんな日程は、クレイジーだ」と、日程に八つ当たりの監督。
要約すると、「12月24日はクリスマス・イブなんだから、家族と過ごす大事な日なのに(自分はパリの家族と過ごしたかったのに)試合を組むなんて、オカシイ」と。「オカシイ」は日本語で言ったそうです。
「天皇杯なんだから、天皇誕生日を決勝にすればいいんだ」とも。(すみません、1日違うだけじゃないですか)。そもそも、天皇は普遍的存在で、聖人ではありません。何たって、クリスチャンにとって何より大事なクリスマスぐらい大事な元日に、決勝をする大会なんですってば、戦前から。
初蹴り、蹴始めがおめでたい正月の行事・ハレの文化なのです、って。在日合計11年の監督でも、2月には熱田神宮で戦勝祈願をする監督でも、こういうのは最もわかり辛い、難しい感覚なんでしょう。
そんな八つ当たり発言を聞いて、あらためてポスター・カレンダーを見ると、温水便座に座っているようにも見えるから不思議です。
時々、ニホンと欧州の狭間のエアーポケットに嵌って、揺れる監督。
しかしながら、虎視眈々とリベンジに燃えているのは、十分伝わっているのでした。
ウチの元日国立はなくなったけど、ACL出場を逃して、仙台サポは安堵?残念?どっちかな。(ACL、大変だよ。本当に)。