先日、製本の教室で習った「ブロックメモのノート」を、忘れないうちに、家で作ってみることにしました。
(↑)、組み立て直前で、材料(パーツ?)を揃えたところです。……これだけで、3日ほどかかりました(涙)。用意した素材をカットするだけで、です。
出来上がりを想像して、ブロックメモ、見返し、表紙の布などの、コーディネートを考えたり、”表紙にしたい可愛い布地に、ホットメルト紙を乗せ、アイロンを当てて接着し、カットする”などは、面倒ながらもまだ楽しいのですが、2mmの厚紙を切ったり、見返しの紙を切ったり。切って切って。
ときに慎重に、ときに力をこめて、とにかく、パーツを正確にカットする地味な作業が、想像以上に大変で(講座では、最初からパーツはセットで用意されていました)、神経と筋力をとても使いました。
パーツを揃えてからも、並べたり、合わせたりして、様子を見てから、さらにまた正確にカットしたり、どうも合わないため、正確なものをまた切りなおしたり。
組み立て以前に、いかに正確に”美しく”合うパーツを作るか、も、すごく重要なんだと思い知りました。(遠い日のプラモデル製作を思い出しました)。
途中経過です。ブロックメモ(右)に、寒冷紗と背中をつけたところです。
その後、クラフト紙を利用して、巻き込むように強く引っ張りながら、厚紙に表紙となる布を巻いて貼っていきます。これも、本当に難しく、なかなか上手に出来ません(涙)。
ボンドを、ある程度の量、お皿に出す訳だから、と、4冊を一度に作ろうと、4冊分を準備して始めましたが、ボンドが乾くよりも早く、腕がプルプルになって力不足に……(涙)。筋トレが必要です。いや、ノート作り(製本)が、そもそも、筋トレになる気がします(号泣)。
(基本、左手は、力をこめて、台紙や定規を押さえつけなければ、ラインがゆがむし、右手は、力をこめて、刃を直角にして、紙をカットしなければ、切り口(側面)が汚く、仕上がりに影響してしまうのです)。
技術もさながら、筋力不足では上手に出来ないことを痛感しました(私の場合)。
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