これは、何でしょう? クラフト紙と竹ひごに、ぎゅっと挟まれています。
「作った後も、丸一日はこの状態で、本などを重ねて重石にして置いてください」と、講座の先生に言われました。
背中から見たところです。
小口(開く側をそう言うのだそうです)側から見ると、こんな感じです。
もうお分かりかと思いますが、(タイトルでもばれているし)、丸一日が経ったので、包みを外すことにします。
じゃーん、出ました。手のひらサイズのミニノートです。
【ブロックメモを使ってノートを作る教室】に、参加してきたのでした。
(紫とか、色がやたら渋くて”仏教っぽい”(笑)のは、これからアレンジして、何とかファンシーにもって行きます。材料は、10種類ぐらいから選ばせてもらえたのですが、私には渋いと感じるカラーが多かったので、アレンジを前提に選びました)。
しかし、初心者にしては、上手に出来たと思います(自画自賛(笑))。
花布(紙と背表紙の間にある飾り)とか、本格的で高級な感じがして、カッコイイです。
見返し(表紙を開いた裏と本文との間の紙)部分も、バッチリです。
アップです。手間がかかっている感じがします。
(実際、かかります。こういうノートは高いと感じていましたが、高い理由がわかりました。ハンドメイドでたくさんは作れないうえ、プロの職人さんの作った物は高い技術が駆使されているからです)
講座は、3冊分の材料を選んで、1冊目を習いながら作り、2冊目は復習でその場で作り、3冊目は家で作れるよう、材料のままお土産です。
製本に適した特殊なボント(300円)も販売されていたのをゲットしたので、あとは、ハケなどを用意すれば、家でも作れます。作業手順の細かなコツなどを、忘れないうちに、また作りたいと思います。
(講座代、結構高いな、と当初思いましたが、これだけの材料(3冊分)と、技術や細かなコツを教えてもらえ、”全然、高くない”とわかりました。8人ぐらいで満席の少人数クラスのため、先生の手元も見えやすく、質問も旺盛に出来ました)。
(ちなみに、東京の先生の出張講座でしたが、「東京では人気すぎて、ずーっとキャンセル待ちのまま、いつまで経っても講座が受けられない」とわざわざ東京から受けに来た方もいらっしゃいました。東京は面白そうな講座が一杯あってうらやましいと思っていましたが、そういうこともあるんですね)。
ところで、ちょっと前の新聞記事に、似たような(?)製本のやりかたが載っていましたが、読んでもちんぷんかんぷんでした。(専門用語など普通に使われていて、初心者向きじゃないです)。
自分は特に、本を読んでこつこつ考えながら作るよりも、目で見て覚えたり、直感やひらめきで作るタイプだと思うので、ワークショップや体験講座のほうが合っていると思います。
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