ごあいさつ

東海道と申します。お店ではありません。残念ながら病気になってしまい以前のような活動はできなくなりました。横になっていることが多いです。あせらず、のんびり、今、出来ることで日常が楽しめたらいいいな、と思います。本当にささいな記事となりますが、応援していただけたら嬉しいです。ペットはヒキガエル2匹。江戸~幕末歴史が好き(会津藩)。グランパス・サポーター。(グランパスがJ1に復帰できて嬉しいです)。V6(坂本くん)がずっと好き。マンガ「ゴールデン力ムイ」にハマっています。(尾形さんが好き)。小説を書くことが新たな趣味になりました。

2012年6月30日土曜日

ユーロ2012・「イタリアvsドイツ」

期待の好カードになりました。


大好きな2チームが、ガチで対決です。


ベンチも含め、全員が肩を組み、大声で、国家を歌うアズーリ(イタリア代表)。

気迫と結束力を物語っています。


対するドイツ。

ここまで公式戦15戦負けなしとのこと。恐るべし、レーブ監督。


FIFAのポリシーを、それぞれのキャプテンが、母国語で宣誓します。

いつか日本も、日本語で、宣誓して欲しいです。(ベスト4入り!)


観客席では、右・イタリア、左・ドイツのサポーターによるパネルでの国旗掲揚が素晴らしく、うらやましいです。

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(以下、観戦記(笑))。


ドイツのフォーメーション。4-2-3-1.

キーマンはなんといっても、エジル。

シュバイシュタイガーの3列目からの飛び出しにも期待したい。


一方、イタリアのフォーメーション。4-1-3-2。

正直、試合前の予想では、「ピルロさえ押さえれば、ドイツはイタリアに勝てる」と思っていた。

案の定、ピルロはドイツに常にマークをつけられていたけれど、深い位置からでも正確でアリエナイ素晴らしいロングボールが自在に出せること。守備にも入りやすいポジションが功を奏し、逆にドイツは意識するあまり、バランスを自ら崩してしまった気がする。

早い時間帯に、ほとんど立て続けに点を取られてしまったことで、ドイツは完全に動揺してしまい、立ち直ることが出来なかった。(こんなとき、悪童バラックがいれば……)。

ドイツのイタリアに対する苦手意識、というより、イタリアは大会直前に八百長問題など、前大会でもあったけれど(お家芸か)、いざ、本番が始まると、艱難があるほどに強く結束する、この”異常なまでの結束力”さえ伝統なのか、八百長問題さえカンフル剤なのかと、舌を巻く。あの素晴らしい最高のキャプテン・カンナバーロも、すでにいない(引退)というのに。

2点ビハインドのままいい場面が作れなかったドイツは、後半、大・大会の点取り屋・いまやベテランとなったFWクローゼも投入しての、パワープレー気味に攻めようとした。

が、上手く行かず、イタリアのお家芸のカテナチオとブッフォンの神業的セーブに防がれ、カウンターまで浴びる始末。空回りのドイツは、萎縮して疲弊し、イタリアは完全に、ドイツを弄んでいた。ドイツは、終了間際のPK1点のみ。悲願の決勝進出とはならなかった。

イタリアは、とかく問題児扱いされていた(というか、問題児じゃないアズーリなんているのか?(ジョーク))、両親がガーナ出身の移民の子・バロテッリが、アフリカ系特有のばねの強さで強烈なシュートを見舞ったのは見事だった。強さ・高さ・技術に加え、己のメンタルをコントロールするクレバーさを身につけ覚醒した彼の、ビッグクラブによる争奪戦は確実に始まりそうな予感がする。(いや、もう始まっているかもしれない)。

彼が、2点目を決めた際、あえて、イエローカード覚悟で、ユニホームを脱いで、裸をさらし、「自分は黒人だ、アフリカ系だ。しかし、イタリア人でアズーリ(イタリア代表)なんだ」との痛烈な主張・矜持には、こちらも胸のすく思いがした。

イタリアには、スペインの連覇を阻止して、優勝してもらい、2年前返還したジュール・リメ杯の代わりに、せめてアンリ・トロネー杯を持ち帰ってもらいたいものだ。

(東海道スポ・東海道蹴道)

ブログランキング・にほんブログ村へ  決勝は、スペインとの中盤対決が見ものだけど、イタリアはまた中3日で、かわいそうな気もする。いや、だからこそ、このドイツを破った流れのままに、グループリーグですでに対戦済みの相手とガチでいけるかもしれない。なにより、最後は「より気持ちの強いほうが勝つ!」。やっぱ、これだね。