ごあいさつ

東海道と申します。お店ではありません。残念ながら病気になってしまい以前のような活動はできなくなりました。横になっていることが多いです。あせらず、のんびり、今、出来ることで日常が楽しめたらいいいな、と思います。本当にささいな記事となりますが、応援していただけたら嬉しいです。ペットはヒキガエル2匹。江戸~幕末歴史が好き(会津藩)。グランパス・サポーター。(グランパスがJ1に復帰できて嬉しいです)。V6(坂本くん)がずっと好き。マンガ「ゴールデン力ムイ」にハマっています。(尾形さんが好き)。小説を書くことが新たな趣味になりました。

2013年7月24日水曜日

我侭(ワガママ)な女

私には、「疲れやすい」という、持病があります。

調子は、「常に、絶不調!!!」が、「普通」です。

そして、少し疲れると、頭痛と、右腕を切り落とされるような激しい痛みで、動けなくなります。

その為に、薬を飲んで、横になっていることが、多いです。


病気になってから、良くなりたい一心で、医者にかかりましたが、なかなか、私の訴える「痛み」や「苦しみ」を、『理解してくれない』、どころか、『理解する気など、さらさら無く、ただ、薬だけ出す、ことで、”治療”と、されている』ことに、かなりたってから、気が付き、たびたび、医者を、替えました。

そして、2年半前に、やっと、「信頼できる」と感じた医師に、出会えました。

治療には、薬がつきものです。

強い薬が、使われるので、「信頼関係が築けない医師とでは、治療すら、始められない」、と考えていたので、「これで、やっと、スタートにたどり着けた」、「落ちついて、治療に専念できる」、「良くなるんだ」と、ほっとしました。

W先生とします。

W先生は、私の話、体調や気分などを、じっくり聞き、医師として、人として、治療として、出来ること、出来ないことを、はっきり言うので、わかりやすかったのです。

強い薬も、この先生となら、と、始められました。

でも、家人=夫は、「2年以上も、通院しているのに、キミは、全然、良くなっていない」

「むしろ、悪化しているとしか、思えない」と、言うようになってきました。

けれど、病人は私で、私は、先生に絶対の信頼を置いていて、「治療には、長い期間がかかるものだから、仕方が無い」と、答えていました。


2週間前のことです。

いつもは、平日に、一人で行く病院ですが、たまたま、週末だったので、夫も一緒に、行きました。

そして、二人でW先生と面談して診察を受け、いつものように、調子や近況などを話した後で、M医師は、「夫さん、ちょっと、残ってもらえますか」、と、夫に、言いました。

20分以上も、長く話し込んでいたので、「そんなに長い間、何を話していたの?」とたずねたら、「キミが病気になったときの、状況とか……」と、今から思えば、言葉を、濁していました。

丁度、その頃、母がまもなく退院というときに、祖母が亡くなったりもして、夫も、実家との間で、ストレスMAXの状態でした。


そして、昨夜、夫から、信じがたいことを、告げられました。


W先生に、「夫さん、ちょっと、残って」と、言われ、話された”本当の内容”です。


W先生、いわく、

私の病気は、「病気ではなく、極度の我侭(ワガママ)」であること。

だから、「治せないし、治らない」。

「あなた(夫)のためには、早く、離婚したほうがいい」。


……。言葉を、失いました。

じゃあ、

今まで、私が、話すだけでも苦しかったことを、話してきたことは、何だったの?

ずーっと、聴いている振りをして、顔に出さず、淡々と、薬を出し続けてきたの?

そして、これからも、ずっと、それをするつもりで、私には話さず、薬漬けにして、

病状も、要望も、意見も、相談も、近況も、全~~~部、「勝手な我侭(ワガママ)」と耳栓をして、真剣に聞いている振りをして、話を合わせてきた役者だったっていうわけ?


「病気ではなく、我侭」が、”診断結果”なら、

なぜ、それを、私に、言わない?

私には、別の病名を、言っていたのに。


そして、

なぜ、何度も会っていない、たまたま、やってきた夫に、話し、


なぜ、

私から、夫を引き離そうとする?

夫を、救い? 私を、見捨てる?

健常者のために、病人(「いや、ただの我侭女だから」)、見捨てなさいって?

病気で、金銭労働が出来なくなった私を、たった一人にして、生活保護にでも、追いやる気?


それが、医者のすること?

人の道なの?



夫は、

W先生を、信頼していた私が、ショックで、取り乱したり、人間不信にならないか、と、本当に苦しんで、でも、昨日、たまたま、病気のことで、言い合いになったので、言ってくれたのです。

私は、別に、取り乱しも、動揺も、しませんでした。

ただ、「またか……」と、呆れただけです。

そして、W先生は、哀れな人だな、と、思いました。

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ともあれ、来週から、高原へ行くのに(それも、超ワガママらしい(笑)。なんか、それで、アナタに、迷惑かけていますか?(笑))、その間の分の薬を、もらいにいく必要があるのですが、自分も、夫も、二度と、W先生なんかに会いたくない、ことで、一致しており、

私は、今朝、信頼している、10年来のかかりつけの、内科の先生のところへ行きました。

O先生とします。

O先生は、患者目線にたった医療と治療が実践できる、本当に本物の優秀な医者で(元・大学教授)、それこそ、1をいえば100まで伝わるような、豊かな想像力と、優しさ、思いやりがある方です。患者の負担や不安を、減らすのも医療の一環と考えているのも、よく伝わります。

今は、地域に根ざした医療、お年寄りなどが、家にひきこもったままで、病気になったりしないための、「軽いお茶飲み場」のような施設を、病院の近所に、作っています。「病気にしない医療」に、取り組んでいる、先進的な実践者です。

その、馴染みのO先生に、かくかくしかじかであった、と相談すると、流石は、O先生、

「このまま、ドクター・ショッピングを続けていても、医者によって、病名が、ころころ変わり、治癒にたどりつくのは、難しいね。紹介状を、書くから、大学病院へ、行きなさい。オープンな意見が、聞けます。専門医も、沢山いるし、症例も多いからね。専門医が、意見を出し合って、あなたを診療できる」

「なんといっても、信頼関係が無いことには、治療にならないでしょ」。

なんて、お医者様から、聞けるのは、O先生ぐらいなものです(涙)。


そして、私は、来週から、長野に行くので、本来、Wから出してもらうべき、その間の分の薬も、普通に、出してもらいました。(内科でも、出せる薬です)。(薬を出してもらうのも、目的でした)。

新たな病院での治療は、長野より戻ってから、始めることにし、O先生も、「それが、いいね」と、おっしゃいました。

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そんな「HP10・MP5」で、すぐ”どく(毒)”状態になる、スライムのような虚弱人間(私)ですが、昨年の秋は、奇跡的に、ホイミ(体力回復)が、かかった状態になって、「ジョジョ展」(2日間)と(本当は、どちらか、1日、行ければ、と思っていた!)、そして、「テルマエ・ロマエ」の、ヤマザキマリさんのサイン会 へも、行けました。

憧れの、ヤマザキマリさんに、直接、お会いして、

「持病があって、なかなか、行動できないのですが、今日は、来れました。ドラマも見れないほど、しんどいのですが、映画は、頑張って、見に行けたし、面白かったです。『テルマエ・ロマエ』が、あって、よかったです! 読んでいると、病気が、忘れられます。何語でもいいので、ルシウスに、「頑張れ」って、書いてもらえますか?」

と、お願いしたところ、

「そんなこと言われたら、私のほうが、泣いちゃう~」と、言われました。

本当に、宝物です。ルシウス……。

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そんな訳で、ひどい目にあったものの、すぐに、次の、別の段階に、進めたのは、よかったのですが、

高原へ行く、わくわく感が、すごく、しらけてしまいました……。

滞在するので、勿体無いけど、無理に、初日に行かなくてもいいかな、とか。

すべきこと(準備)が、まるで手につかず、結局、自分は、自分で思ったより、呆然としているようです。


W先生に対しては、怒りはないけど、むなしさだけは、残りました。

が、そのうち、忘れると思います。

悪魔の様な女。そして、不幸な女。