御岳方面も、すでに雪を頂いています。
そんな中でも、流れがある場所(小川)では、ちゃんと生えている緑の草があります。すごい。
この日は、前日に買ったドトールのミラノサンドを、朝ごはんに頬張りながら、夏に良く訪れた場所を散歩しました。
こちらの左手が、”おたまじゃくしすくいのスポット”でした。
雑草が生い茂り、トンボや蝶が飛び、バッタも跳ね、水を含んだ土に足をとられては、何度も滑ったり転んだりした場所でした。
今日はスルーです。
おっと、右手の用水路に、”お宝”発見です!(大興奮)
こちらです。
かまきりの卵です。
これを暖めると、仔かまきりがわんさと孵って、カエルの餌になる(と本で読んだ)ので、用水路の向こうから、伸びてくるススキを、なんとか引っ張って取ろうと頑張りましたが……、
途中で、ぶちっと切れてしまいました。くそー。
あまり、身を乗り出すと、それこそ滑って、流れの速い3mほど下の水路に、転げ落ちたらどうなるのか……。
想像も出来ないし、したくないので、あきらめました。
ああ、手の届かない場所にある物を切って、掴んで取れる、高枝切りバサミを通販でゲットしておくべきでした!
(ていうか、そんなの持って歩いていたら、それこそ、むっちゃアヤシイ人じゃん)。(よそ者だし)。(無理~)。
道を、さらに行きます。
右は、夏にトノサマガエルのディオを捕まえた田んぼです。
(流石に、稲刈りが済んだので、ビリビリくる電線は張ってありません)。
(イノシシが、体についた寄生虫を落とすために、泥の中でゴロゴロ転げまわる習性があるらしく、そのための、獣避けのようです)。(田んぼでそれをされたら、たまったもんじゃないですよね)。
そんな、現在の田んぼです。
氷が張っています。
トカイモノの私には、こんな氷さえ珍しく、浮かれまくりです。
まるで、レジンで閉じ込めたような(逆?・(笑))何層にも植物が、分厚い氷に埋まっています。
(こういうのを見ると、「銀河鉄道999」の冥王星を思い出すのって、私だけじゃないはず。今度、メーテルのフィギュア(安い人形)を用意して、持ってきて、ひそかに埋めてみようかな)。
(【冥王星メーテルの作り方】:お湯を水筒に入れて持ってきて、氷を溶かす→メーテル人形をイン→やがて凍って、冥王星のメーテルの出来上がり~♪)
ああ、冬でも、こういうバカなことが思いつける開田高原って、本当に最高ですッ!
さて、そんな妄想をしながら、”おりんの山道”(時代劇のロケ現場になりそうな山道)を、行きます。
夏だと、流石に暑くて、汗だらだらで、ここまでは行かずに、田んぼのあたりで引き返していたのですが、その点、冬(晩秋)は、動くほどに温まるので、夏より快適に動けるのは、嬉しい発見でした。
(とはいえ、体感温度が0度ぐらいなので、カイロはこれでもか、というぐらいコート裏や靴内に貼りまくっていました)。(それで、丁度いい感じ)。
右手は、谷川ですが、左手は、林になっており、こんな感じで、土手というか、洞(うろ)に、滴った水が、凍っているのが、すごく面白いです。
つららです。
(なぜか、折って、食べたくなる……)。(しませんでしたが)。
霜柱、改め、土手柱です。
5、6cmもある氷結で、踏むなんて可愛いものじゃないです。そもそも、”横向き”だし。
まだ空き地が多かった子供の頃に、よく踏んだ霜柱を、久しぶりにまた踏みたかったのに、残念でした。
(はちみつや、ジャムも、今度は持ってこよう……)。(やっぱり、食べる気だな)。
苔とシダのミックス。
カエルたちが喜びそうですが、高温多湿の名古屋では、持って帰っても、腐ってしまうのです。
高原ならではの、貴重品です。
そして、足元には、どんぐりが一杯。
残念ながら、飼っているのが小型のげっ歯類ではないので、スルーです。
(というか、おりんな山道は、日陰で、じっとしていると、かなり寒いので、先へ進みます)。
この道を回ると、もう、しばらくで、目的地です。
下り坂の途中で、こんな見事な、「バラの松ぼっくり(枝つき)」を発見しました!
すごいです!(興奮)
もう、いっちょ。
本当に、ばらみたいです。
リアルな自然が見せる、こういった神様のイタズラこそが、ありふれた奇跡であり、宝物なんだと、つくづく思います。
枯れても、赤い実。
さあ、日当たりの良い、下り道を下っていきます。
この道は、いつか来た道~♪
つづく。