木曽福島から、さらに車で30分上った、標高1100mの開田高原の、明るい林の中のコテージに、滞在しました。
とても静かで爽やかで、ウグイスの長い鳴き声とアマガエルの声(!)ぐらいしかせず、朝は寒いぐらいでした。
そんな訳で、朝、起きると、毎日たも網を持っては、ハントに飛び出していました(笑)。
コテージ脇を道なりに進むと、右手は、整備されたきれいな田んぼ。
左手は、休耕田?で、草を刈って積んだ、でこぼこのあぜ道?の脇に、湧き水が溜まった水路が有るのでした。
最高の環境です。
既存の施設ではなく、こういうところで、自由に虫取りとかが、したかったんです。
という訳で、早速、水路をチェックです。覗き込んでも人影が映らず、水の中が透けて見えます。
おたまじゃくしが、泳いでいるのが見えます。
早速、エイ!と、たも網を入れ、
モリアオガエル(背中に特徴的な斑点があるので、多分)の、もう足の生えたおたまじゃくしをゲットです!
初めての天然採取です!(感激!)
ほかにも、あちこちの水辺に網を入れてみましたが、ここが一番のおたまじゃくしのスポットのようで、アマガエルのおたまじゃくしなども、沢山、すくう事が出来ました。
最初は、狙って網を入れていたのですが、何度もやるうちに、おたまゲットのポイントは、「水中から陸側に向かって、次第に深く、泥ごと、すくうこと」と学習しました。そして、すくった泥をあぜ道に広げて、中からおたまだけ拾うのです。
そうやって、あたりをつけて、ずっしり泥ごと何度もすくっていたら、夜には右肩が見事な筋肉痛になりました(笑)。
立派な肉体労働者です(笑)。
大きなアゲハチョウも捕まえたり。
昆虫採集は、ヒキさんの餌と考えていたので、バッタ(いなご?)や、甲虫、小型の蝶や蛾以外は、記念撮影したあと、逃がしていました。
(蝶は、羽根のふちを持つと、薄いので、摘まれたそこを折って逃げ、そうでなくても、羽根を持つと、リンプンがすごくて指が滑り逃げられる、など、昆虫の不思議なタフさを体感し、感心しました。
結局、羽根の元と胸の辺りをしっかり掴むのがポイント、と、また学習しました)。
いつも朝の散歩は、だいたいここまでです。(歩いて10分程度)。
しかし、道はまだ続きます。
ある日は、目的を持って、この先まで行ってみました。
この日は、御嶽山?が、山頂だけですが、きれいに望めました。
小川の橋を渡り、「逃れ者おりん」(テレビ愛知で昼12時より絶賛再放送中の時代劇)のロケができそうな、落ち葉で覆われた山道を上って下って抜けると、
再び、田園風景です。
(先を行くのは、友達です)。(私は、いちいち昆虫を追っていたり、写真を撮っていたりで、遅れます。ごめん)
(道の下、田畑の持ち主らしき車のおじさんに、「昆虫やカエルを採っているんですが、いいですか?」と(今更)聞いたところ、快く許可を頂きました)。
獣の害が多いのか、電気柵を使った田んぼが目に付きました。
(ここで、この看板を初めて見るまでは、知らず、何度も触れては、ピリッとして、ビビっていました orz)
(学習しろって……)。
本当、こういう中にカエルがいそうなのですが、側を歩いているだけで、気配を感じて、先に草むらから水田へ飛び込まれてしまうのです。
ぽちゃんという小さな音でも悔しいのに、物凄く跳んでドボンだと、相当大物なんだろうと、余計に悔しかったです。
(でも、きちんと雪辱は果たしました。フフフ)。
ともうろこし畑です。
このあたりに限っては、りんごではなく、とうもろこしのフォルムカードが欲しいぐらいメジャーな作物です。
早速、直売所で買って、ゆでて食べましたが、すごく甘くてぷちぷちで、めちゃくちゃ美味しかったです。
道端には、早くも、秋の花・なでしこが、咲いていました。
女子サッカー、五輪で銀メダル、おめでとう!!!
おたまスポットのあぜ道がくせもので、刈った草を積んだ下は泥土で滑りやすく、まして水路に近づくので、体ごと滑って臀部から背まで何度も泥だらけになりました。あるときは、踏み出した一歩が、ずぶっと沈んで前面からコケました。前面コケって……、小学生以来かも……。写真の通り、人の(見て)いないところでよかったです(一応、大人なので)。
途中、イオン様でスウェットなどを新たに調達させていただきました。ありがとうございました。